投資

ノーロード投資信託とは?メリットとデメリットについて説明

投資信託は、運用をプロにまかせることができる初心者にもおすすめの投資方法です。

しかし、人に任せられる分手数料がかかります。
そんな中最近注目を浴びているのが、ノーロード投資信託・ノーロードファンドなどと呼ばれる投資信託です。

簡単に言うと、ノーロード投資信託は販売手数料がかからない投資信託のことです。

手数料が安く済むお得な投資信託として注目を浴びている一方、いくつかのデメリットもあります。

今回はそんなノーロード投資信託とはどのような投資信託なのか、メリットやデメリットについてご紹介していきたいと思います。

ノーロード投資信託とは


先ほども簡単にご説明しましたが、ノーロード投資信託とは販売手数料がかからない投資信託のことです。

投資信託の販売手数料のことを英語で『ロード(load)』と呼ぶことから、『ノーロード(No load)』、つまり販売手数料がかからないということでそう呼ばれるようになりました。

販売手数料がかからない投資信託は人気が出ていることから、証券会社はノーロード投資信託のカテゴリを作ったり、ノーロード投資信託に絞って検索がかけられるようになってきています。

以下は楽天証券の投資信託検索画面です。

参照

SBI証券の投資信託ページでは注目キーワードとしてノーロードが挙げられています。

参照

このようにノーロード投資信託は、色々な証券会社で注目を浴びています。

投資信託の手数料


ノーロード投資信託は、販売手数料が無料ということは理解していただけたと思います。

しかし、投資信託には販売手数料以外にもいくつかの手数料がかかります。

投資信託にかかる手数料は以下の通りです。

・販売手数料(購入手数料・買付手数料)
・信託報酬(運用管理費用)
・信託財産留保額

これらの手数料についてはこちらの記事で詳しく解説しているので是非読んでみてくださいね。

販売手数料をシミュレーションしてみよう

販売手数料は、投資信託を購入する際に、証券会社などの販売会社に支払わなくてはいけない費用です。

投資信託によって違いがありますが、だいたい基準価格の0%~3%が相場となっています。

SBI証券の販売金額人気ランキングの中に入っている『三菱UFJ国際-サイバーセキュリティ株式オープン(為替ヘッジなし)』という投資信託を例に挙げてみます。

現在の1口の基準価額は14,106円、販売手数料は3.24%です。

これを計算すると、1口あたりの販売手数料は457円となります。

例えばこの投資信託を10口購入した場合、販売手数料だけで4570円を投資信託の購入費用とば別に支払わなくてはいけません。

さらに基準価額が高い投資信託を購入した場合、販売手数料はさらに高額になってきます。

購入時にしか必要のない費用ではありますが、決して無視はできない金額ですよね。

ノーロード投資信託の場合、この費用が必要ないため購入時の費用を少なくすることができます。

SBI証券の2019年1月の販売金額人気ランキングでは、ベスト10のうち9つがノーロード投資信託となっています。

参照
このように、ノーロード投資信託を選ぶ人が増えていることがわかります。

ノーロード投資信託のメリット


このように人気となっているノーロード投資信託のメリットは、やはり購入時のコストが抑えられるということです。

この販売手数料は投資信託の購入費用とは別に支払わなくてはいけないため、できるなら払いたくありませんよね。

購入手数料を支払うのであれば、その分で他の投資信託を購入したいと思う人も多いでしょう。

この購入手数料は、投資信託を最初からマイナスで開始しているのと同じです。

具体例を出して説明します。

基準価額が5万円・販売手数料が3%の投資信託A、基準価額5万円・販売手数料が無料の投資信託Bがあり、両方の投資信託を10口ずつ購入したとします。

  投資金額 販売手数料 購入時に必要な金額
投資信託A 50万円 1万5千円 51万5千円
投資信託B 50万円 0円 50万円

このように、投資信託AはBに比べて最初から1万5千円マイナスで運用がスタートしているのと同じです。

投資信託Aは1万5千円値上がりしてようやくこのマイナス分を取り戻すことができます。

こう考えると、販売手数料がないことは最初からプラスで始まっているということになりますね。

ノーロード投資信託のデメリット


このようにお得なノーロード投資信託ですが、実はデメリットと呼べるものは特にありません。

販売手数料は販売会社に支払うものであり、同じ投資信託であっても販売会社によって販売手数料に差があります。

参照

このように、同じ投資信託だとしてもSBI証券・マネックス証券・楽天証券・松井証券ではノーロード投資信託として販売されていますが、カブドットコム証券・岡三オンライン証券では販売手数料がかかります。

同じ投資信託であれば、販売手数料がかからない販売会社で購入するほうがお得です。

トータルコストに注意!

では、ノーロード投資信託は本当にお得なのでしょうか?

当然購入時にかかる手数料は無料なので一見お得に感じますが、1番気を付けなければいけないのが信託報酬という手数料です。

販売手数料は購入時に支払えば以後かかることはありませんが、信託報酬は投資信託を保有している間ずっとかかってくるコストです。

ノーロード投資信託の中には、信託報酬が高く設定されているものもあり、長期で保有すると販売手数料の金額以上にコストがかかってしまうことにもなりかねません。

具体例を出して説明します。

ノーロードで信託報酬が年1.5%の投資信託A、販売手数料が2%・信託報酬が1.0%の投資信託Bに対して30万円ずつ投資を行ない両方10年間保有したとします。

  販売手数料 信託報酬(10年) トータルコスト
投資信託A 0円 4万5千円 4万円5千円
投資信託B 6000円 3万円 3万6千円


※運用実績・その他費用などは考慮せず

このように、ノーロードでも信託報酬が0.5%高い投資信託Aの方が、10年間保有し続けた場合のトータルコストが高くなってしまいます。

さらに保有している期間が長くなればなるほど信託報酬はどんどん高額になります。

ノーロード投資信託だからコストが安い!と決めつけることはとても危険です。

ノーロードに加え、信託報酬が何%に設定されているのかもしっかりと確認してください。

おすすめはインデックスファンド


ノーロードであることに加え、信託報酬が低く設定されているのはインデックスファンドと呼ばれる投資信託です。

インデックスファンドとは、日経平均やTOPIXなど特定の指標と連動している投資信託です。

インデックスファンドは、連動する指標がわかりやすいこと、ノーロード投資信託が大部分を占めていること、信託報酬が低く設定されておりコストが低く抑えられることからどんどん人気が高まっています。

インデックスファンドについてはこちらで詳しく解説しているのでぜひ読んでみてくださいね。
内部リンク:インデックスファンド

あなたにぴったりの投資信託はこれ!


ここまでを読んで、自分はどの投資信託を購入すればよいのかまだわからないという人のために、どのように投資を行なうかで選んだ方がよい投資信託をご紹介したいと思います。

・リスク回避で短期投資をしたい人・・・ノーロード投資信託
・長期保有でコツコツと増やしたい・・・インデックスファンド

リスクを減らすためにもまずは短期で保有したいという人は、ノーロード投資信託を選び初期にかかるコストをなくしましょう。

そして、長期でコツコツと増やしていきたいという人は、インデックスファンドを選びましょう。

信託報酬が低く設定されているインデックスファンドは、長期保有の人にぴったりです。

まとめ


販売手数料がかからないノーロード投資信託は、証券会社の人気ランキング上位を独占するほど注目を浴びている投資信託です。

投資信託を購入する際に費用がなくなるということは大きなメリットですが、投資信託を保有している間中ずっとかかる信託報酬を確認することが大切です。

ノーロードばかりに気を取られ、信託報酬が高い投資信託を選ばないようにしましょう。

インデックスファンドは、ノーロードであり信託報酬が低く設定されているのでどんどん人気が高まっています。

特に初心者の方は、インデックスファンドの中から選んでみるのがおすすめです。

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