インタビュー

エンジニア副業をはじめるには?経験者が語る両立のコツ&初心者講座

オンラインスクールなどが増加し、注目されている“エンジニア副業”。
単価が高く、簡単にはじめられるとの言葉も見かけますが、実情は果たしてどのようなものなのでしょうか?
そこで、実際に副業を行い、月に12〜13万円を稼いでいるというエンジニア・Kさんにインタビューを敢行。
エンジニアを続ける理由や、これからエンジニア副業を始めようと思っている人へのアドバイス、また本業と副業の両立のコツなど、さまざまなことを語ってくださいました。

仕事のやりがいは“楽しさ”

――まずは現在行っている本業と副業についてお教え下さい。

本業は事業会社のエンジニアで、サイト構築やシステムを作ったりしています。
副業もエンジニアですが、作っているものは開発内容や役割が全く違います。

――エンジニアになったきっかけはどういったことだったんでしょうか?

学生時代に知人から教えてもらい、独学で始めました。
当時はサービスの開発をしていて、面白いと思ったことが仕事になった理由です。転職経験も1度ありますが、ずっとエンジニアをしており、変わらず楽しいです。

――副業を始めたきっかけはありますか?

知人の紹介です。2016年から始めました。業務委託で契約をして、土曜日か日曜日に週一日オフィスで仕事をする形です。必要があれば平日の夜にミーティングを行うこともありましたね。
仕事の内容はマーケティング担当が普段行っている作業の中で、煩雑化しているものを改善することがメインでした。
その後また別の会社と、2017年から仕事をさせていただいています。

――本業と副業、大きな違いはなんですか?

会社そのものの規模と、担当するサービスですね。本業は10年以上続いている会社で、利用ユーザーが多く、コンスタントに利益を上げているサービスを行っています。
副業の方は、まだスタートアップの会社で、利益を生み出す前の段階で、ユーザーを増やすことに注力しています。その差が大きいですね。
なので、別の視点でシステムを見ないといけないんです。

――“別の視点”の内容を、具体的にお聞かせいただけますか?

本業と副業、それぞれ運営するサービスのフェーズが違うので、そういった意味で別の視点が必要だと思っています。
本業では規模が大きいぶん、システムが複雑に絡み合う箇所が多いので、少しの修正にも時間をかけて、安全性を重視して開発しています。
逆に、副業は小さい規模で、システムが複雑ではないため、短期間でさまざまな機能を追加することがあります。
なので、本業とは違ってスピード感を重視してシステムを開発しています。
それと、本業は働いている人がたくさんいるので、担務が細分化されて割り振られているのに対して、副業では人数が少ないこともあって、自分で担当できる範囲が大きいんです。インフラからサーバーサイドと言われているところまでやっています。
本業でやっていることを副業で活かすことも出来ますし、自らの幅が広がっていく感覚が、喜びにつながっていますね。

――楽しんでらっしゃるんですね。仕事のやりがいはどんなことですか?
まず、おっしゃる通り、楽しいことです。

――仕事が出来上がった時の達成感みたいなものでしょうか?
達成感や成果と言うよりは、過程のほうが面白いです。
コストを低くするためにどうするか、機能をどうやって追加するか、問題をどう解決するか…そういったことを考えることが楽しいですね。
学びとか、気付きとか、そういった知的好奇心を刺激されることが、この仕事のやりがいだと思います。

副業に向いているのは、好奇心旺盛な人

――なるほど…。副業のお話も聞ければと思うのですが、始めた時の報酬はどれくらいでしたか?
知人の紹介だったので言い値に近い形でしたが、5万円ほどでした。
現在は月に12〜13万円ほどいただいています。

――報酬アップの理由はどんなことだったんでしょう?
単純に、副業にコミットメントする時間が増えたことかなと思います。

――そうなんですね。タイムスケジュールはどのような形ですか?
ピーク時は週15時間、月60時間ですね。平日3時間を3日ほど、土日は7〜8時間、という動き方です。
今は契約が変わったので、平日3時間ほど、土日は5時間動くという感じですね。
時給ではなく、1案件ごとに単価をいただくので、早ければ早いほど良いんです。時間を効率よく使って働いています。

――本業と副業、両立のコツはありますか?
カレンダーアプリを使って時間を区切るようにしています。この日は副業の時間を取るために、本業のスタートを早くするとか。守れないこともありますけどね(笑)。
そういったことを想定して、なるべく精神的に余裕がある時や、体力に余力がある仕事終わりに、副業を行うようにしています。
とにかく後回しにしないことを心がけていますね。

――副業に向いているのはどんな人だと思われますか?
個人的な見解ですが、好奇心旺盛な人が向いていると思いますね。
エンジニアは、副業をしている人がたくさんいるんです。本業では得られないことを、別の場所で学ぶことが出来るので。
1つの組織に固執せず、いろんなことを学びたい人が多いのだと思います。
好きなことが仕事になっていれば、副業になっても苦ではないし、むしろ知識を増やすことを楽しめるので、一つのことを深掘りすることがすきな人が好ましいんじゃないでしょうか。
逆に、土日に遊ぶことが多い人や、趣味が多い人には不向きかもしれません。

副業を迷う人にアドバイス

――なるほど…。話は変わりますが、未経験でも副業エンジニアとして働くことは可能でしょうか?
スクールに通って一通りの知識を得て、案件を紹介してもらうことができれば可能じゃないかと思いますね。
独学で学ぶこともいいと思いますが、実績を作るのがむずかしいんじゃないかと感じます。
知人などのつてがあればいいですが、やはり実績を作ったり、経験を積むことが重要だと思います。

――エンジニア職は、学生時代に学んだことは役立ちますか?
直結する、というのは難しいですが、英語はプログラムを書く時に役立つことがあります。

――どんな時に役立ちそうでしょうか?
大きく分けると2点あります。一つは、プログラミング自体が英語なので、正確な実装をしようとすると英語力を問われる局面が多くあります。
特に変数名、クラス名、メソッド名、関数名の命名、gitのコミットメッセージで英語がよく使われます。
また、特定の技術に関する情報はほとんど英語で記述されていることが多いので、英語は読めた方がいいですね。
読み書きは必須で、リスニング力も技術カンファレンスやイベントなど、英語での発表を聞く際に役立つ場合があります。

――英語が得意な方にもおすすめできそうですね。今後、Kさんにとっての目標はありますか?
自分ができることの幅が広がればいいなと思います。
エンジニアにもいろんな分野があるので、得意なものを伸ばしながら、新たなことにもチャレンジできたらいいですね。
こうなりたいとこだわるよりも、現状をキャッチアップしながら、成長していければうれしいです。

――最後に、これから副業を始める方にメッセージをお願いできますでしょうか。
副業は仕事と思わずに、趣味の感覚でできれば、お金だけでなく知識も蓄える事ができます。
もし副業を迷っていたら、まずは自分が楽しめることにチャレンジしてみることをおすすめします!

ライター・構成=oshinoy

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