インタビュー

“物撮り”フォトグラファーはコツコツやりたい人向き!現役プロが語る稼ぐ方法

最近ではSNSでもプロのような写真を見かけることが増えました。
人物の写真は多く見かけますが、雑誌などでよく見る“商品写真”も上手に撮れば副業につながるそう。
今回は、物撮りを専門としているフォトグラファー・Sさんにお話を伺い、プロとして写真を撮るコツや、稼ぐ方法をお伺いしました。

——現在のご職業をお教えください。

物撮り専門のフォトグラファーをしています。人物を撮ることはたまに、という感じですね。
元々は高校時代からファッション誌や美容の雑誌などに載っている化粧品などの写真を見ていいなと思っていたことが、きっかけでした。

——物撮りと人物撮りとの違いをお聞きしてもいいでしょうか?

人物撮りのほうが想像しやすいと思いますが、人を撮る時はコミュニケーションをしながら表情を引き出していくことが必須なんです。
けれど、物撮りは商品を撮影するので、どちらかというと職人のような仕事に近いのかと思います。
光や影のつけ方、服の癖の付け方、商品の角度、組み合わせ方、ハイライトの入れ方など、実は物撮りのほうが作家性が出やすいんです。
なので学生時代に雑誌をよく見ていると、だんだん「これ、あのフォトグラファーだな」というのが見た瞬間に分かるようになっていましたね。

——Sさんは、フォトグラファーの仕事はどんなことから始めたんでしょうか?

写真の専門学校を卒業したあと、出版社の写真スタジオに就職しました。
その後アシスタントを経て、フリーランスとして独立しました。
フリーになることは、時間の融通も効きますし、仕事も選べるということもあったので、迷いはなかったですね。
その後もう一度、20代のうちにフォトグラファーとしてフリーではできないさまざまなことに挑戦してみたいという気持ちがもあって、再就職して、主にECサイトの管理や商品撮影を行っています。

——フリーランスから再就職する方は最近珍しくないですよね。最初はどんな副業から始められましたか?

フリーランス時代から知り合いの出版社の編集者からお仕事をいただいています。
どちらかというと、フリーランスの延長と言ってもいいかもしれません。

——現在はどれくらいの収入がありますか?

月に1〜10万円ほどですね。雑誌の写真はカット数の多さや大きさで額が変わるんです。
なので、1ページあたりの掲載された写真の大きさで報酬が決まります。1ページ丸々使われたらこの値段というのが決まっていて、小さいカットが何点もあるとそれだけページを占める割合が増えるので報酬もアップしていくという形です。

——最低価格は決まっていますか? また、報酬アップのために努力したことはありますか?

雑誌はすでに報酬額が決まっているので、最低価格というのは正直ないですね。
たまにインタビューカットを撮る時は、1件最低でも1万円です。拘束時間にもよるところがあるので、担当編集さんと相談して決めることが多いです。

——月にどれくらいの仕事の本数をこなしていますか? スケジュール感もお教えください。

多くて2本ほどですね。本業のECサイトは、休日が月8日と決まっているんですが、土日に出勤して平日に休んでもいいんです。
なのでほかの仕事が入ったときには調整しています。たまに有給を使うこともありますね。

——お仕事のやりがいはなんですか?

本業はWEBのECサイト、副業は雑誌が多いのですが、それぞれやりがいが違いますね。
ECはどれくらいのアクセスがあるか、数値が目に見えるのでやりがいにつながっています。やっぱりたくさんの人に見られているとうれしいですね。
雑誌は出来上がりが形になるので、それが仕事の喜びにつながっています。
どちらも苦労はありますが、掲載された時の気持ちがやりがいだと思います。

——現在の活動を副業に薦めるなら、どんな人が向いていると思いますか? また、未経験からフォトグラファーになるには、どんな方法があるのでしょうか?

物撮りのフォトグラファーは、やはり職人肌というか、淡々とした作業が向いている人におすすめです。なのでコツコツやるタイプの人はぜひ挑戦してみてほしいですね。
人物撮りだと、今はSNSなどで自らを広めることができるので、きれいな写真が撮れて、営業力があればすぐにでもできると思います。
未経験から写真の仕事を始めるとなると、さすがに一眼レフは必要なのかなと感じます。資格のない仕事なので、見た目の印象はとても大事です。だから最低でも10万円ほどのカメラを買えば、スタートできると思いますよ。
私自身、撮影の仕方はアシスタント時代に学びましたが、レタッチは自分で身につけたところが多いなと感じています。なので、勉強すればプロ並みのレタッチができるようになると思います。
今はインターネットで調べるだけで、たくさんレタッチの方法が出てくるので。

——なるほど。それでは、自身の今後についてどのようにお考えですか?
質のある写真を撮って、もっと商品価値を高められるようなフォトグラファーになれればと思っています。
もっとかゆいところに手が届くような、「こんな写真がほしかった」と言われるようになれたらうれしいですね。

——最後に、これから副業を始める人にメッセージがあればぜひ!
今はたくさんの写真をSNSで見ることができる時代なので、まずは色んな人の目に留まる写真をコツコツ撮って、広めることが大事なのかなと思います。
あとは100点満点じゃないと恥ずかしい、ではなくて70点でもいいから定期的に発信し続けることも、大切だと思いますね。

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