インタビュー

人気イラストレーター・momochyに聞く「イラストを副業にする方法」とは?【前編】


イラストレーター、デザイナー、ハンドメイド作家と、たくさんの顔を持ち、人気作家として活躍するmomochyさん。
動物や笑顔の女の子など、あたたかみのあるタッチが特徴で、女性を中心にTwitterのフォロワーは2.8万人を超えています。
そんな彼女が、ふんわりとかわいらしい作品どおりのやさしい言葉で、これまでの歩みや副業を始める人へのアドバイスを語ってくれました。

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きっかけは、小さなブログを開設したこと


ーー現在イラストレーターやデザイナーとして活動されているmomochyさん。いつ頃からこの職業に興味があったんでしょうか?

小さい頃からイラストを描くことが大好きで、小学生の時にはばく然と“イラストレーターになりたい”と考えていたんです。
そんな中で、小6の頃にアメーバブログが流行り始めたんですよ。すでにパソコンで絵を描くことは遊びでやっていたので、親と一緒にブログを立ち上げてアップするようになったことがきっかけです。

ブログを始めた当初は、落書きを上げたり、学校の友達とやり取りしたり、ということがメインだったんですが、ユーザーの方と交流することもだんだん増えてきて、高校生になったあたりで沢山の人に見ていただく機会が増えたんです。
その頃には、見ている方々に喜んでもらうにはどうしたらいいんだろう? と考えるようにもなりました。

ーー高校生の頃からすでにプロ並みの視点ですね。

そこまでじゃないですよ(笑)。でも、そうやって考えて描いていたら、応援してくださる方が増えて、お仕事にもつながっていって…。なのできっかけは、小さなブログを開設したことなんですよ。それをただ好きで続けていたというだけで。

ーーなにか特別なことをされた訳ではないんですね。

そうですね。今考えてみると、高校生の時には色合いとか、笑顔の女の子とか、今にも通ずる、私なりのカラーがすでに出来上がっていたのかなぁと思います。

ーー高校卒業後には美大に進まれていますが、どんなことを学ばれたんですか?

大学では「メディア表現領域」を専攻していました。それまでにインターネットを通してたくさんの方と知り合いましたし、イラストレーターという職業に就くきっかけもインターネットだったので、今後も関わりたいと思ったんです。パソコンを使って表現をしていきたいという希望があったので、CGやコーディングも学びました。

それと、同じ専攻の中で「ヒーリング表現領域」というのもあって、ホスピタルアートとか、アートを通して社会貢献することを考える科目も、私にとっては大きな学びでしたね。

ーー現在につながる勉強が多かったのですね。その後、卒業してからは1年ほどWEBサービスのデザイナーとして働かれていたとか。

そうですね。けれど、イラストの仕事もしっかりやっていました(笑)。元々、会社も活動を知った上で内定を下さっていたので、応援してくれていたんです。学生生活最後の個展も、社員の方が来て下さったりして。働きながら、イラストは帰社後や土日に描いていました。

イラストを始めるハードルはとても低いはず

ーー会社を続けながらでも、イラストの副業は行えるんですね。もし同じように副業を始めるとしたら、どんな人が向いているでしょうか?

イラストやデザインはパソコン一つあれば始められますし、むしろイラストは紙に描いたものをスマホで撮ってアップすればそれが作品になるので、始めるハードルはとても低いと思います。

絵を描くことが好きな人はもちろんですが、発信した作品を通してコミュニケーションを取ることが好きな人にも向いていると思いますね。
私は高校や大学の時も、学業の傍らでイラストを描いていたので、社会人になってからもスタンスは変わりませんでした。

ーーたとえばInstagramでイラストをアップした場合、仕事に繋げるためのステップアップとして、どんな活動をしたらいいでしょうか?

まずたくさんの人の目に触れることはすごく大事です。イラストを描いてアップし続ける継続力も必要だと思います。
もしフォロワーさんが増えて、“いいね!”もたくさん獲得できるようになったら、次のステップアップとして自分で仕事を作ってしまう、というのはどうでしょう。

たとえば、個展を開いてみるとか、誰かの名刺をデザインさせてもらうとか、なにか一つ功績を作れば、「この人仕事としてデザインをしているんだ」とSNSを見ている方に伝わるので、そこからお仕事が来るようになりますよ。
もちろん、数字だけが全てではありませんが、応援してくださる方が沢山いらっしゃるというのは自信にもつながりますし、初めての方に信頼していただく要素にもなると思っています。

ーーなるほど…。ちなみに、SNSはどのように使い分けされてますか?

私にとっては、Twitterはリアルタイム性があって、コンテンツ消費型なので、毎日コンスタントにイラストを上げ続けるとか、展示の準備段階のことから発信していくとか、そういった“応援してもらえるようなコンテンツ”を上げるものとして使っています。
あとは交流のためのSNSとしても活用していて、リプライは必ず返しますし、互いに顔が見えないからこそコミュニケーションを重視しています。

Instagramは、ギャラリーのような感覚で、初めて見に来た方でもフォローしてもらえるような、質の高いコンテンツを並べるもので、ポートフォリオ的な使い方をしています。リアルタイム性のあるものや、ライトな情報はストーリーズで扱ったり。
それと、InstagramやTumblrは、外国の方が見てくださるんです。画像に重きを置かれていて、文字情報が少なくて済むので、国籍を問わず見やすいみたいですね。

思い描いたものを、そのまま形にしたい

ーーmomochyさんはイラストを描く時にどんなものを使われていますか?

デジタルで描く時は、すべてPhotoshopのブラシツールです。ちっちゃいペンタブで描いてます。アナログっぽいタッチが好きなので、色々と研究しながら試行錯誤してます。Twitterに載せているイラストは、大体Photoshopで完結していますね。
展示するような大きな作品は、パネルにアクリル絵の具で直接描いてみたり、水彩絵の具や色鉛筆など色んな画材を使っています。

ーー一枚あたりにどれくらいの時間がかかっていますか?

デジタルはだいたい30分くらいです。長くなっても2〜3時間ですね。あまり時間をかけたくないんです。思い描いたものをなるべくそのまま形にしたいんですよ。

ーーイマジネーションをそのまま具現化するというか。

そうなんです。時間をかけてしまうと勢いが止まってしまうので、わーっと一気に描きたいタイプです。
展示も、1ヶ月前から告知するんですけど、作品は1週間くらいで描いてます。前段階としてたくさんインプットをして、詰め込んだものを整理しながらさぁ描こう! っていうのが私のスタンスです。

ーー描かれるもののモチーフはどんな時に思い浮かぶんでしょう?

日常的に「このお花の形かわいいな」「あの人のスカートのすそがかわいいな」とか、ちょっとした「いいな」を描きたくなる時もありますし、テーマを決めて描くこともあります。最近だと「春の七草」を描きました。
そうやって自分の気づきを作品にすることもありますし、すでに世の中にあるものをリサーチして描くこともあります。

■momochyさんが「絵に救われた」と言われたという印象的な出来事や、自身の将来の夢や強い意志を告白する後編はコチラ
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ライター・構成=oshinoy

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