株式投資・IPO

時価総額についてわかりやすく解説!国内海外のランキングもご紹介

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  • 時価総額について改めてちゃんと理解したい!
  • 時価総額の大小ってどういう意味なの?
  • 日本の大企業と海外の大企業の時価総額ってどっちのほうが大きいの?

この記事では上記のような疑問にわかりやすく回答します!

この記事では、時価総額の意味や時価総額から判断できること、日本と世界の時価総額ランキングをご紹介します。

読み終えると、投資先として、規模が大きく信用できる会社を選びたいときに使える指標がまたひとつ増えるでしょう。
ぜひご覧ください!

時価総額とは

「時価」とはその時々の価格を意味します。

身近なところでは、マグロなどの新鮮な魚介類の値段が「時価」と表記されている看板を見かけたことがあるでしょう。
新鮮な魚介類の値段が漁獲量に応じて日々移り変わるように、株価もそれまでの業績に日々左右されるために、時価という考え方が使われるのです。

特に、一つ一つの株についての時価総額の「時価」とは、当日の株式の終値を言います。
終値とは、その株が取引される証券取引所の営業が終わる時間(東京証券取引所は15:00)における株価です。

ちなみに、終値と対になる言葉は始値で、東京証券取引所であれば9:00時点での株価のことです。

「時価総額」とはわかりやすく言えば、時価を合計した金額です。
基本的には、計算式にすると以下のようになります。

時価総額=(時価)×(発行済株式数)

発行済株式数とは、会社がすでに売りに出した株式の数のことです。

なぜ時価総額が重要なのか

では、なぜ時価総額が重要な指標となるのでしょうか。

時価総額が大きい会社は影響力と信用力がある

理由の一つは、時価総額によって会社の影響力や信用力を測ることができることです。

時価総額は(時価)×(発行済株式数)で求められます。
よって、時価総額が大きいということは、会社の周りでそれだけ多くの株式やお金が動いているということです。

発行済株式の多さは株主の多さにつながりますから、そのような会社は株主や市場に対する影響力を持ちます。

また、時価総額が大きいということは、それだけたくさんの投資家が会社の安定と成長を期待して投資をしていて資金も多いため、信用力を有しているともいえるのです。

影響力や信用力をもつ会社は、他から受ける影響が少なく、多少の業績の下落も悲観的には見られない傾向があるということなので、株価は安定しやすいといえます。

時価総額が大きい会社は買収されにくい

時価総額が重要である他の理由として、時価総額は会社の価値そのものを表すといえることがあげられます。
ここでの最もわかりやすい例は、企業買収でしょう。

株式会社を会社ごと買いたい場合は、すべての株式を購入して自分のものにする必要があります。
すべての株式を購入するときの金額がまさに時価総額なのです。
ですから時価総額は、会社の価格という意味での会社の価値を表し、企業買収の際に参考にされます。

つまり、時価総額が大きいメリットの一つは、会社を買収されにくいことでしょう。

ただ、実際にすべての株式を購入しようとすると、購入しようとする直前と比べて株をほしい人数が大幅に増えるため、その分株価は上がってしまいます。

ですから、ある会社を買収するのに必要な金額は、その会社の時価総額よりも大きいということになります。
しかし、その金額がどの程度になるかは予想しづらいために、時価総額が一つの目安とされるのです。

時価総額と株価の違い

また、会社の価値を表すものと聞くと株価が思い浮かぶかもしれません。
確かに、会社が市場でどのように評価されているかを判断する際に株価の変動を考慮することは必須です。

しかし、株式は会社側が簡単に分割したり併合したりすることができます。
株式を分割するというのは、例えばもともと一株だったものが二株として数えられることですから、一株の価値が下がってしまい、株価が下落しやすいのです。

株式の併合はその逆で、一株の価値が上がり、株価が上昇する傾向があります。

このような意味では、株価だけをみていると会社の価値はわからないことになります。

また、株価が同じであったとしても、発行済株式数に大差がある場合はどうでしょうか。
発行済株式数、つまりその会社に投資したいと考えられて買われた株式数が多いほうが、会社全体の価値は高いといえます。

よって、時価総額は会社の価値を比較するときために利用できる、優れた指標なのです。

市場の時価総額とは

ここまでの時価総額は一つの会社についてのものでしたが、市場の時価総額という指標も存在します。

市場全体の時価総額は、その市場に上場している会社一つ一つの時価総額を足し合わせたものです。

市場全体の時価総額=上場企業の時価総額の合計

ということになります。

発行済株式数と上場株式数

ここでは少し細かい点について説明します。
理解していなければ投資をすることができないというものではないので、少し難しいなと感じた方は飛ばしても構いません。
時価総額について調べたときなど、「上場株式数」という言葉に出会ったことがある方向けに説明します。

先に、時価総額=(時価)×(発行済株式数)
と示しましたが、

時価総額=(時価)×(上場株式数)

と考えて時価総額を計算する会社があるのです。

上場株式数とは、株式市場にある株式数を指します。
発行済株式数は会社がすでに発行した株式数すべてを指します。

株式は株式市場で取引されるので、ほとんどの会社に関しては

発行済株式数=上場株式数 です。

しかし、会社のなかには発行済株式の一部をもともと政府が所有している会社があります。
この場合は、

発行済株式数 >上場株式数

このようになります。

会社の価値として他と比較するための時価総額は、発行済株式数ではなく上場株式数を使うのです。

このような会社の例として、NTT(日本電信電話株式会社)があげられます。
NTTは旧日本電信電話公社が1985年に民営化してできた会社であり、今でも発行済株式の三割強は政府や地方公共団体が所有しています。

時価総額に関するランキング

本記事の後半では、日本国内と世界の時価総額ランキングをご紹介します。
株式投資を始めてみたいけど、どの銘柄に投資していいのかわからない!という人は、時価総額ランキングの上位から探してみるのも1つの方法です。

時価総額が大きい日本企業ランキング

現在の国内の時価総額上位ランキングをご紹介します。

有名な大企業が名を連ねていますが、その中でもトヨタは2位のNTTに2倍以上の差をつけていて、圧倒的な存在感をもっていることがわかります。

また、株価に注目すると、3位のNTTドコモの株価は1位のトヨタの株価の半分以下です。
加えて、5位のキーエンスの株価は、その成長がかなり期待されているため、他の4つの株価より一桁多くなっています。

ここからも、株価が高ければ必ず時価総額も高いというわけではなく、すなわち会社の価値も必ず高いとは限らないことがおわかりいただけるでしょう。

順位銘柄名時価総額(円)株価(円)
1トヨタ25,268,6527,744
2NTT10,898,8045,588
3NTTドコモ10,1657843,048
4SBG(ソフトバンクグループ)9,767,7924,674
5キーエンス9,421,86538,740


(注:2019/12/20現在 日本経済新聞 https://r.nikkei.com/markets/ranking/caphigh を参考)

時価総額で比べる世界と日本

過去と今、世界と日本の比較

時価総額は企業の価値を比較する際の国際的な基準でもあります。
そこで、いわゆるバブル景気の真っただ中であった平成元年(1989年)と現在(2019年12月20日)の世界時価総額上位ランキングをご紹介します。

平成元年世界時価総額ランキング

順位企業名時価総額(億ドル)国名
1NTT1639日本
2日本興業銀行716日本
3住友銀行696日本
4富士銀行671日本
5第一勧業銀行661日本
6IBM647米国
7三菱銀行593日本
8エクソン549米国
9東京電力545日本
10ロイヤル・ダッチ・シェル544英国


(注:2019/12/20現在 ダイヤモンドオンライン https://diamond.jp/articles/-/177641?page=2 を参考)

令和元年世界時価総額ランキング

順位企業名時価総額(億ドル)国名
1アップル12430米国
2マイクロソフト12015米国
3アマゾン・ドット・コム8850米国
4アリババ・グループ・ホールディング5701中国
5フェイスブック4967米国
6アルファベット4639米国
7JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー4305米国
8アルファベット4051米国
9ジョンソン&ジョンソン3846米国
10ウォルマート・ストアズ3419米国


(注:2019/12/20現在 Yahoo! https://stocks.finance.yahoo.co.jp/us/ranking/?kd=4&tm=d を参考)

この二つのランキングからわかることは

  • 平成元年は上位を日本企業が独占していて、金融関係の企業が多い

  • 現在の上位にはアメリカの企業が多く、ほとんどがIT関連の企業である

  • 現在の方が全体的に上位企業の時価総額が大きくなっている

です。

これらの背景にはここ数十年の間に起こった、デジタル革命があるでしょう。
金融機関やメーカー主導の経済から、IT・情報関連の企業主導のグローバル化した経済への変化が影響していると考えられます。

まとめ

本記事では、時価総額の意味や時価総額から判断できること、関係するランキングをご紹介しました。

要点をまとめると以下のようになります。

  • 時価総額=(時価)×(発行済株式数)
  • 時価総額は会社の価値を表す指標である
  • 時価総額が大きい会社は買収されにくく、影響力や信用力をもつ
  • 世界で時価総額が大きい企業にはアメリカのIT関連の企業が多い

時価総額は基本的かつ非常にわかりやすいため、是非とも理解しておきたい指標です。

この記事では大企業の名前を多く挙げましたが、時価総額という指標は中小企業がどのように評価されているかを比較する際にも、大変有効です。

投資する会社を選ぶときには、株価だけではなく、時価総額にも注目してみましょう。

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