株式投資・IPO

東証一部・二部とは何かわかりやすく解説!上場基準の違いや株価ランキングもご紹介

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  • 東証ってよく聞くけど何のこと?
  • どうして上場する企業と上場しない企業があるの?
  • 東証一部と二部ってどう違うの?

この記事では上記のような疑問にわかりやすく回答します!

東京証券取引所の概要や上場のメリット・デメリット、東証一部と二部の違いをわかりやすくご紹介します。

読み終えると、東証一部と二部の違いやそれぞれの特徴がわかり、上場企業の理解が深まるでしょう。
ぜひご覧ください!

東京証券取引所は日本最大の証券取引所

東京証券取引所は株や債券などを売買するために設けられた、日本で最大の取引所です。
東証と略されて呼ばれることが多くあります。
日本には東京証券取引所のほかに、札幌証券取引所、名古屋証券取引所、福岡証券取引所などの証券取引所があります。

東京証券取引所のなかには、市場第一部、市場第二部、マザーズ、JASDAQ、そしてTOKYO PRO Marketの5つの市場があり、それぞれ規模や上場銘柄、上場基準などが異なります。


出典:日本取引所グループHP「新規上場」
https://www.jpx.co.jp/equities/listing-on-tse/new/basic/index.html

この5つの市場のなかでも大企業や中堅企業が多く上場しており、日本の中心的な市場といえるのが市場第一部・市場第二部で、東証一部・東証二部と呼ばれています。
そこでこの記事では、東証一部と二部の具体的な違いやそれぞれの特徴をご説明します。

ですがその前に、そもそも企業がこのような市場に上場することのメリットとデメリットをご紹介します。

上場のメリットは資金調達と社会的な信用度にある

企業が株式市場に上場する大きなメリットは、企業を運営していくための資金調達が容易になることです。
企業が上場すると、上場する取引所で株式を公開し、誰でも売買できる状態になります。
ですから上場前に比べると、株式を買われる可能性が高くなるのです。

また一般に、その企業の社会的な信用度が上がることも上場のメリットです。
なせ上場企業の社会的な信用度が基本的に高いのかというと、どの市場に関しても上場するための厳しい基準をクリアする必要があるため、上場していることがその基準を上回っていることの証になるからです。

社会的な信用度の高い企業は銀行などの金融機関からお金を借りやすくなるので、大きなメリットだといえます。

どのような基準があるのかということは後ほどご紹介します。

上場のデメリットは経営の自由度が下がることにある

一方で、企業が上場することのデメリットとしては、経営の自由度が下がることが挙げられます。
企業はその企業の株式を所有している株主のものであるため、株主の意見を無視するわけにはいかないのです。

また、企業の過半数の株式を他の企業に取得されてしまうと、株式を買われた企業は買収されたことになり経営権を失うため、注意しなければなりません。

東証一部と二部の主な違いは規模と上場基準の厳しさ

上場にはデメリットはあるものの、メリットが大きいということがおわかりいただけたかと思います。
そこで次に、東証一部と二部の違いに注目します。

東証一部と二部の違いは主に、市場の規模と上場基準、上場銘柄の特徴に表れます。
東証一部のほうが市場の規模が大きく流動性が高いことに加え、上場するためにクリアすべき基準が厳しくなっています。そのため、一部上場企業には大企業・有名企業が多い傾向があります。

東証二部は一部に比べると上場基準が緩やかなため中堅企業向けとされます。また、企業が東証一部に上場するためのステップアップ市場という役割も担っています。

下の表は東証一部と二部の主要な上場基準をまとめた表です。
それぞれの上場基準について少し詳しくご説明します。

項目東証一部東証二部
株主数2,200人以上800人以上
流通株式数20,000単位以上4,000単位以上
時価総額250億円以上20億円以上
事業継続年数3年以上3年以上
純資産額10億円以上10億円以上

東証一部の上場基準

表から分かるように、東証一部の上場基準は

  • 株主数が2,200人以上
  • 流通株式数が20,000単位以上
  • 時価総額が250億円以上
    -事業継続年数が3年以上
  • 純資産額が10億円以上

などとなっています。

東証二部と比べると、その数倍の株式数や流通株式数が、企業の価値を表す時価総額に関しては二部の10倍以上の数値が求められるため、より厳しい基準といえます。
その反面、東証一部は規模が大きく、上場している企業は基本的に多くの投資家から資金を集められる、企業価値の高い企業となっているのです。

2020年1月27日時点で、東証一部には2159社が上場しています。東証二部の上場企業数である289社と比べると、東証一部の市場の規模の大きさが際立つでしょう。

(参考:日本取引所グループ 「上場会社数」 URL:https://www.jpx.co.jp/listing/co/index.html

ただし、日本にはおよそ350万もの企業が存在するので、東証一部二部に上場しているのはそのなかのごくわずかな企業なのです。

(参考:総務省統計局 2016年時点での企業数 URL:https://www.stat.go.jp/data/nihon/07.html

東証二部の上場基準

東証二部の主な上場基準は

  • 株主数が800人以上
  • 流通株式数が4,000単位以上
  • 時価総額が20億円以上
  • 事業継続年数が3年以上
  • 純資産額が10億円以上

です。
株式数や流通株式数、時価総額の項目で東証一部の基準よりゆるくなっています。

東証一部の上場基準の説明時にご紹介しましたが、東証二部に上場している企業数は2020年1月27日時点で289社です。
東証一部よりも上場基準がゆるいのにもかかわらず上場企業数が少ないことには、多くの二部上場企業が一部上場を目指していることや、マザーズやジャスダックといったさらに上場基準がゆるい市場に上場する選択肢があることが関係していると考えられます。

東証一部の代表銘柄

ここで、東証一部の上場企業のいくつかを、2020年1月31日時点の株価に注目したランキング形式でご紹介します。

順位名称株価
1ファーストリテイリング59,340
2SMC48,230
3任天堂40,770
4キーエンス37,370
5光通信27,010
6ディスコ25,840
7東京エレクトロン24,500
8コスモス薬品24,020
9東海旅客鉄道21,585
10ファナック20,320


参考:Yahoo!ファイナンス 東証一部単元株価上位ランキング 
https://info.finance.yahoo.co.jp/ranking/?kd=6&mk=3&tm=d&vl=a

東証一部ということで、株価上位ランキングのほとんどが有名企業です。
また、上の10企業の単元株数はすべて100なので、実際に株式を購入したい場合は株価に100をかけた金額が必要になるということです。
つまり、東証一部に上場している有名企業の株式投資には数百万円の資金が必要な場合もあり、投資初心者には手が出せない銘柄も多いのです。

しかし、株価下位ランキングには株価が100円程度で単元株数が100、つまり投資には1万円ほどの資金で十分な銘柄も存在するため、東証一部に上場している企業すべてが高株価というわけではありません。

東証二部の代表銘柄

次に、東証二部の上場企業のいくつかを、同じランキング形式でご紹介します。

順位名称株価
1那須電機鉄工14,940
2SECカーボン8,540
3田岡化学工業7,930
4ベース7,910
5上村工業7,600
6自重堂7,590
7櫻護謨6,450
8南海プライウッド6,360
9三谷商事6,070
10歌舞伎座5,810


参考:Yahoo!ファイナンス 東証二部単元株価上位ランキング
https://info.finance.yahoo.co.jp/ranking/?kd=6&mk=4&tm=d&vl=a

東証一部の上位と比べると、やはり全体的に株価が低めになっています。
ちなみに、東証二部の上位10社の単元株数もすべて100です。

東証二部上場企業の株価が一部上場企業に比べて低い傾向にあるのは、上場基準からもわかるように企業の規模や価値が比較的小さいことが影響しています。
しかし、東証二部ということで投資家にあまり注目されていないことが一要因である場合があるため、いずれ注目されて株価が上がるような有望株が存在することがあります。

まとめ

本記事の要点は以下のようになります。

  • 東京証券取引所は日本最大の証券取引所である
  • 東証一部・東証二部は東京証券取引所内の株式市場である
  • 企業が上場する主なメリットは資金調達が容易になり、社会的な信用度が高まること
  • 企業が上場する主なデメリットは経営の自由度が下がること
  • 東証一部は大企業向けの市場で上場基準が厳しい
  • 東証二部は中堅企業向けの市場で、一部へのステップアップ市場でもある

実際に投資をする際に、東証一部か二部かということを気にしなければいけないということはありません。

しかし、メディアを通じて知る企業の多くは東証一部か二部でしょうから、違いを知っておくとその企業の歴史や企業戦略が理解しやすくなります。
また、東証二部に絞って手が出しやすい有望株を見つけてみるのもよいでしょう。

この記事の内容を参考に、ぜひ東証一部と二部の違いや特徴を理解し、投資先の選定に役立ててください。

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